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「カンフーハッスル」は実に微妙

というわけで、1/1公開の「カンフーハッスル」を観てきました。

前作の「少林サッカー」では抱腹絶倒のツボを突いた作品で、かなり期待していました。

ですが、実際に「カンフーハッスル」を観たら、微妙な気持ちに。

まずストーリーに難点がいくつか。
・主人公の動機付け
主人公(監督)の動機がふらふらしてなかなか定まりません。悪なのか善なのか、良心側に属するのか暴力側に属するのか、クライマックス間際まで定まりません。それゆえに観客の視点が脇役に行ったり、ヒロインに感情移入できなかったりします。

・脇役がかっこよすぎ
主人公が情けないから…ではなく、はっきり言って脇役のキャラ立ちすぎです(笑)。良い意味で。主人公がいなくとも十分盛り上がりましたから。みんなかっこよかったです。それだけに最後に美味しい所を持ってゆく主人公に納得できなかったりして。

・ヒロインとの絡みが意味ない
主人公には可憐なヒロインがつきものです。えぇ。ですが、これがまた、主人公が情けないから、どうしても応援できないんですよね。ただ居るだけヒロインになってしまっている。主人公の動機付けにも「あまり」なっていません。
可憐なヒロインなんですけれどね。

次に描写について。
・グロい(?)
「食神」あたりのキツイ表現がいくつかあります。「少林サッカー」から見に来た人には意外に感じて引く所があると思います。
「キル・ビル」っぽい血まみれさかなー。ひょっとしたらオマージュがあるのかもしれない。
#猫まっぷたつは好きだったのですが。

・CG使いすぎ
「少林サッカー」よりもCG臭さは無くなっています。でもそのせいか、ワイヤーアクションの切れが無くなっています。安易に宙を飛ばせすぎです。ちょっと萎えました。

結論としては「映画好き以外はお勧めしない」作品です。

でも、映画好きにはいくつか笑えるシーンがありますよ。お勧めです。
私は「シャイニング」のオマージュで、身もだえするほど喜びました。
#あのシーン、好きなんです。

----追記----
風の碧さんの「獅子の咆哮。」に納得です。
私も3人組や夫妻が大好きです!そのためにもう一回観ても良いかも。

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コメント

何気なく映画カテゴリで彷徨っていたら自分のところが挙げられてて吃驚しました~。

納得していただけて嬉しいです。
この映画の主役は3人組&大家夫妻です、個人的には。


私も例のシーンで思わず声を出して「シャイニングかよっ!」て突っ込んでしまいました。(^^)

投稿: 来栖川知里 | 2005.01.03 13:30

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